オンラインでのコミュニケーションが、新しいつながりを生み出している。
(岡本の顔面がこわすぎるせいか)対面で感じていた緊張も和らぐのか、以前よりもたくさんお話してくれる子どもたちがいる。
仲間や子どもたちとの話し合いで、ふだんよりも落ち着いて冷静な判断を下せるのか、岡本の余計な口出しが減った。
オンラインに生じた“少し遠い”距離感が、新しい関わり方を教えてくれた。その一方で、リアルより親密な関係を生むこともある。
オンライン部活動やレクなど、参加するハードルが下がったおかげで、今までにない縦の関係や横の関係が生まれている。
自発的なコミュニティが生まれ、学び合い以外にも、夜に一緒に筋トレをするなど、むしろつながる頻度が増えることも。
オンラインが“もっと近い”距離感を実現させた。
新しい時代、新しいつながりを感じる。
でもその一方で、いつの世も誰もが根っこで、つながりを求めているんじゃないかと思う。じゃなきゃこんなにつながれないもの。
公立学校の学びの停滞が問題になっている。
だからみんな必死になって学びを止めない努力をしている。めちゃくちゃ大事だと思う。
でもそれ以前に、子どもたちに提供しなきゃいけないのはつながる場なんじゃないかと思う。子どもたちが欲しているのは、仲間と笑い合える場所なんじゃないかと。
僕たちにできることをやろうと思う。