みなさん、ご機嫌よう。
生徒のやる気スイッチ模索中、安部です。
さてさて、今年もこの日がやってきました。そう、センター試験翌日。
上手くいった子もいれば、そうでなかった子もいるし、
ギリギリ粘れた子もいれば、第1志望を変えざるを得ない子もいる。
すべての教科で実力を発揮できた!という子は十何年と塾講師をしているが、
両手で数えるくらいしかいないだろう。
思ったようにいかない理由はシンプルで、厳しいようだが
単純に教科の実力が足りていないのと心の実力が足りていない、この2つだ。
教科の実力は言わずもがな、マーク演習で9割以上取り続けているような子は
直前の教科でこけてメンタルがどれだけ崩れていようが正直9割前後は取れる。
とはいえすべての教科でそこまで仕上げて自信を持っている子もまた少ない。
故に重要になってくるのが心の実力である。
受験生がよく言うのは、
「取れると思っていた教科で取れなくて次の教科まで引きずった」
「次で挽回しないとまずいと思って気合を入れたけど空回った」
といった内容。
確かに、自信のある教科で思うように点を取れなかったときの焦りはあるだろう。
しかし、次の教科まで引きずる、挽回しようと思うことは果たしてどれだけ効果があるだろうか。
それらに効果がないということを何となくそう思うではなく、
実際にその状況を想定し、マーク演習して実感していただろうか。
心の実力というのは、生まれ持った才能ではない。
あらゆる状況を想定し、それを試し、地道に積み重ねていくものだ。
地道な努力の先にしか合格はない。
それを肝に銘じてほしい。
今回の結果から目をそらさずに、真摯に受け止められたなら、
いま何をすべきか懸命に考えて前を向こう。
これからも全力でサポートします。