先日、友人の2歳の息子と一緒に遊ぶ機会があった。
彼との時間は、刺激的でとても有意義だった。
好奇心について、思考パターンについて、
集中力について、コミュニケーションについて、
記憶について、計画性について、想像力について…。
彼の行動や発言を観察していると、
本当にたくさんのことを教えてもらった。
小さな子どものように、
自分とは“異質な”他者から、学ぶことは難しくない。
しかし、自分と同世代の人たち、
あるいは自分よりも“下”だと思っている人たち、
自分が好かない人たちから、
同じように学ぶことができるだろうか?
プライドが邪魔をしたり、
はなからその人から学ぶ気がなかったりで、
なかなか難しいんじゃないだろうか。
でも、その考えは2つの意味で間違っている。
1つは、他者は本質的に誰もが“異質だ”ということ。
たとえ学校や学年、部活、趣味、好きな人…が同じでも、
全くちがう生命体だと考えた方がいい。
(近いうちにこのことについて記事を書こうと思っている。)
そりゃそうだ。
違う遺伝子を持ち、違う親と違う環境に育てられたのだから、
同じように見えても、実はあなたと赤ん坊くらい違うのだ。
ということは、自分以外のすべての人は、
誰であれ自分とは異なる視点を持っているので、
誰もが“先生”と言える。
もう1つは、目的をはき違えているということ。
たとえば、あなたがゲームで50ポイントを取った、
でも、目標は80ポイントだったので悔しがっているとする。
そこへ30ポイントだった友人がやってきて、
あなたのプレイを見て、
そこはもっとこうしたほうがいいんじゃない?
とアドバイスをくれた。
あなたはその助言が、素直に心に入ってくるか?
おそらくほとんどの人が首を横に振ると思う。
しかし、あなたの目的は何だろう?
僕はお前よりポイントがいいんだと主張することか。
今回の失敗の言い訳で覆い隠すことか。
違うよね。
目標ポイントに達することだ。
だったら、
自分を成長させそうなものすべてを
吸収したほうがいいはずだ。
学べることの数の違いはあれど、
そこに相手が誰であるかは関係ない。
自分を成長させるきっかけなんてものは、
石ころみたいに、そこらじゅうに転がっている。
要は自分自身の心構えなのだ。
あなたの心構え1つで、
世界はいかようにも姿を変える。しかも一瞬で。
できればあなたには、
石をいとも簡単に、拾い上げられる人になってほしい。
センター試験が終わった。
どんな結果が待ち受けているか分からないけど、
いずれにせよ、
大切なのは“次”につなげることだ。
自分を成長させること。
その目的を忘れずに、
あなたのこれからと向きあってほしい。
微力ながらそのお手伝いをしよう。
(投稿が10分ほど遅れてしまい誠に申し訳ありませんでした。仲間にばれると罰ゲーム確定なので、こっそり謝罪致します。ブログを楽しみにしてくださっている方、お待たせしました。)