はじめまして。
昨年の12月からUTUWAで講師をしています。松本です!
自己紹介を軽くさせていただくと、
1998年5月23日生まれでA型。最近よく聞くアーティストはaikoです(結局いいですよね~!)。
トイプードルを1匹飼っています(なまえはももです…!)。
高校生までUTUWAの先生たちのもとで生徒として学び、
大学生時代はUTUWAでメイトとして働いていました。(実は初期メンバーなんです!)
一度東京で社会人を経験したのち、昨年12月からUTUWAに戻ってきました。
これからよろしくおねがいします!
今回、ブログを書く機会を岡本さんから与えられたのでチャレンジしています。
拙い文章ですが、ぜひ読んでいただければ嬉しいです!
ブログは日記にも似ているなと感じるので、今回は日記にまつわる(?)話をしたいと思います。
「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。」
(男がするという日記というものを、女の私もやってみようかな、と思ってします。)
これは、「土佐日記」の冒頭の1文です。
当時(平安時代)の状況が非常に伝わってくるこの一文が私は大好きです!
理由は何点かあるのですが、
まず、現代では女性の方がつけている日記が男性のものだったことに驚きますよね。
よくよく考えると、女性が使用するための「かな文字」が誕生するまでの日本では、
男性が使用する漢字しか無かったので当然ではありますが、それを体感できるのがすごいなぁと思います。
さらには、この一文は筆者の
「きっと私が初めてだけど頑張って書いてみるね!」
という決心を感じさせたり、
「書いてみるけど、女性としては初めて書くから上手く行かないかも…」
という不安を感じさせる働きがあるように感じます。
現代の私達ではかんがえにくい、
和歌の上手さがモテ度に直接関わる平安時代の女性の表現の巧みささえ、
この一文からは感じられるなと思います。
ただ、私が本当に好きな理由は別にあって、実はこの文章、、、
書いているのは男性なんです。
著者は紀貫之。
平安時代の歌人で歌人の中では1番功績がある人と言っても過言では有りません。
しかも日記と銘打ちながら中身は半分以上作り話だとも言われています。
つまりこの作品はまさかの叙述トリック系文学作品なんです!
(女もと明記してしまっているのでトリックとは言い難いですが…)
それがミステリーを好んで読んでいた高校生時代の私にハマってしまい、
今でも素晴らしい一文として私の記憶に刻まれています。
私もなにかそういった文章が書けたらなぁと前々から思っていて、
今回岡本さんからブログを書く機会を頂いたので。
ここだ!と思って書いてみました!
私、男でございます。
松本航汰、26歳、男。好きな食べ物はカニ味噌。麻婆豆腐。まぜそば、趣味は麻雀です。
(aikoを聞くのと犬を飼ってるのは本当です!)
初手からやりすぎてるかなぁという不安と、
読んでいるあなたを騙せたかなぁという不安と、
はたして面白い文章になっているのかなぁという不安と。
不安だらけで文章を書いたのですが、いかがだったでしょうか。
今回は初回で調子に乗り筆を進めましたが、次回以降は僕の周りの出来事や僕自身の今までのこと、
今のUTUWAの様子など、様々なことを話していけたらと思っております。
これからよろしくお願いいたします!