物理の参考書選び

物理の参考書選び

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お久しぶりです。
長澤です。

これから、ゼミログと題して、私が担当している物理に関して、
UTUWAでやっていることをブログに書いてみようと思います。

今回はその第1回になります。
なかなかの熱量を込めてしまったので、長文になりますが、余裕のある方は見てってください。

 

今年のUTUWAでは、高3生が3名、高卒では3~4名ほどの物理を見る予定です。(例年より少なくて残念ですが)
足りてない箇所や必要に応じて個々に対応しますが、基本的には、

①参考書で読んだ知識の確認
②問題集・テストで解いた演習の確認

をメインに見ています。

今日はその中でも、「①参考書で読んだ知識の確認」を行う前段階の
参考書の選定についてお話ししようかなと思います。

 

参考書を使うメリットとしては、
圧倒的に教科書よりも分かりやすい。自分のペースでサクサク進めるという部分だと思います。
別に学校の先生の授業で理解できる。教科書で理解できる。
ということであれば、わざわざ参考書も動画も使わなくていいと思います。

ですが実際のところ、参考書に手助けしてもらう受験生が多いのが事実ですので、
今日は普段生徒に提案するオススメの参考書を紹介しようと思います。
(とはいえ、物理は割と王道ルートが確立されてると思うので、さほど代わり映えしない気もしますが…)

 

①宇宙一わかりやすい高校物理

こんな人にオススメ

「物理初学者、学校の物理が難しすぎて挫折した人」

上記に該当する人は、この参考書から始めることをオススメします。
全2巻でかなりぶ厚めですが、
基本見開きの左側が文章。右側が絵になっていて、サクサク読みやすいのが特徴です。

見出しの最初に要点がまとめてあるので、そこは一語一句覚える意識で読むといいと思います。

ただ、上位私立や難関国公立大学を目指す場合は少し物足りないので、後述する参考書のどちらかを追加で読んだ方がいいと思います。

 

②漆原の物理基礎・物理が面白いほどわかる本

こんな人にオススメ

学校のテストで上位に入る。
物理の記述模試の偏差値が55〜60くらいはあるぞ

上記に該当する方は、いきなりこの参考書から始めてもいいかもしれません。
全3巻です。
元々はあたかも物理をやってる理系なんてこんなん好きやろ!みたいな感じ満載の
萌え萌えした絵で我々を煽っていましたが、改訂版が出されてシンプルな表紙に変わったようです。

表紙は萌え萌えしてましたが内容はいたって分かりやすい名書だと思います。
バランスよく文章と図や絵が散りばめられているのと、
先生と生徒の会話の構図で進行していくので、疑問点なども浮かびやすいです。

ただ、ちょっとテクニック論によってる感も否めないかなと個人的には思ってます。
とはいえ、物理を学習していくうえで大事なイメージ付けなどもしてくれるので、オススメの参考書です。

 

③物理のエッセンス

こんな人にオススメ

「宇宙一わかりやすい高校物理」を読破した人
普段物理で困っていないけど、受験に向けて頑張ろうとしている人

上記に該当する人向けです。全2巻です。
正直、物理の王道参考書と言ったらこれな気がしますが、
よほど自信がない限り最初に手を出すのは辞めた方がいいと思います。

受験の情報が今はネットですぐ拾える時代なので、
「とりあえずエッセンス」と手を出す人が多い印象ですが、初手で読むのはムズいです。

何がムズいかというと、本の厚さを見ればわかると思いますが、まず他の参考書に比べて情報量が少ないです。
公式とか「えいっ」て感じで書かれてたりします。

あ、あと、問題が結構載ってるんですけど、個人的にはエッセンスで問題解くくらいなら、
別で問題集を買ったほうがいいと思います。(例題は解いてもいいと思います。)

勉強というものにそこまで困ったことがない人や、
自分で疑問を持って調べるくらいのことができる人でないと、正直読んでも意味ないと思います。
上記に当てはまらない方は、マジでプライドなんて捨てて①から始めるのをオススメします。

とはいえ、頻繁に出て来るコラムや、
高校物理において、いわゆる説明をごまかされがちなグレーゾーンに対して、しっかり説明を作ってくれるところなど、
物理の理解を深めていくという意味では、むちゃくちゃいい参考書だと思います。

難関校を目指したいなら最終的(とはいえ夏前)には読んどきたい一冊だと思います。

長澤が言うグレーゾーンとは

まあ別に知らなくても解けるし、理解できる人少ないし、細かく説明しなくていいやってされがちな箇所

 

【番外編】新・物理入門

こんな人にオススメ

物理の神になりたい人
マジでやることなくなった人

受験向きではないですが、才能が溢れすぎて物理でやることがなくなった人にオススメです。
正直高校物理を逸脱してる部分はありますが、大学物理を学ぶ上で必要不可欠な微積物理での考え方だったり、
高校物理では(誰も理解できないので)無視してしまう部分の公式導出だったりが書かれています。
マジでやることなくなった時に、物理の理解をより深めたいのであれば手を出してみてもいいかもしれません。

 

と、いくつか参考書の紹介をさせて頂きましたが、自分に合う・合わないはその人それぞれで違います。
なので余裕を持って、色々と比較して参考書を選ぶのがいいと思います。

現在3月ですが、
今高校1年生の人は、現在やってる(もしくはこれからやる)授業の単元を見比べてもいいですね。
今高校2年生の人で何もされてない方は、充分にスタートが遅れておりますので、
今すぐ自分に合う参考書を探したほうがいいと思います。

 

次回以降は個別のゼミのお話なんかもできればいいかなと思います。
それでは。

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