ことわざっちゅうのは、ほんまに言い得て妙で、うまいなぁといつも感心させられる。
三つ子の魂百まで。
これもまさにそう。
むかし、「三つ子ちゃんはそっくりやから、魂レベルでずっと一緒なんやなぁ」なんて思ってたけど…。
幼い頃の性格は、年をとっても変わらないということ。(goo辞書)
人って変わんない。
子どもの時のまんま、みんな大人になってるよね。
たとえ親になっても、先生になっても、社長になっても。立場は変われど、根っこの部分は子どもの頃のままだ。
自分の親を相対化する(客観的に見る)のは難しいけど、
自分と同じくらいの年齢だった親の姿を想像してみるのも面白いかもしれない。
同じ視座で世の中を見渡してみると
企業どうしの競争であれ国家間の戦争であれ、
いかに美辞麗句を並べ立てようとも、その根本には、
「あれもこれもボクのだー!!」
「ボクが一番じゃなきゃヤダヤダー!!」
なんて幼児性が蔓延っている気がしてならない。
結局、みんな、ガキのまんまなんだろうなー。
何を隠そう、岡本も、少年時代から何も変わってない。
ネガティブで臆病、おまけにワガママで短気だし、自分の思い通りに行かないとムカついてくわやる気をなくすわ。
少年岡本が思い描いていた大人像とはあまりにもかけ離れているが、
なかなかどうもうまくいかないのだ。
まさに、三つ子の魂百まで。
ただ、タイトルを
三つ子の魂百まで「レベル」としたのは、
困難であることに違いはないけれど、
人は変われる、しかも何歳になってからも。
そう信じているから。
岡本もまだ、自分自身を諦めていない。
苦しみながらも、自分の理想とする岡本に近づけるよう日々精進している。
思考や行動、選択を変えれば習慣が変わる、ひいては性格や人格が変わる。
だから目の前の現象と、1つ1つ向き合う。
毎日毎日失敗しているけど、それでも1つ1つ向き合う。
自分が変わること自体も嬉しいけれど、
自分が変わることによって、周りに良い影響を与えられるんじゃないかと、そう信じているので、
自分の周りから世の中が変わっていく姿を想像して喜んでいるのかもしれない。
教育者として偉そうに子どもに何かを語るよりも、
理想には程遠くとも、その実現に向けて自らがひたむきな生を実践する人間でありたい。
麻衣子さんへ
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