みなさん、ご機嫌よう。安部です。
依然としてグミはどこにも見当たりませんが、ついに生徒への献上品をゲットしました!
それがこれ!
バッジ!
えぇえぇ、朝の7時にファミマに行きましたよっと。
10代の少女たち(ガチファン勢)が並ぶ中、30過ぎのオッサンが痛い目で見られながら並びましたよっと。
プレゼントした生徒がすごく喜んでくれたので良しとしましょう。
さてさて、今週はとある高3生についてのお話。
「3月いっぱいまで通っていいっすか?数Ⅲやっておきたいんです。」
大学合格を決めたその日に彼は言ってきた。
これだけ聞くと、なんだかすごく真面目な子のように聞こえるかもしれないが、
そんなことは決してない。
彼を表す言葉があるとしたらそれは”瞬間湯沸かし器”。
その瞬間はものすごくやる気になるんだけど、それも一瞬だけ。
どうしても自分事として受験を捉えられない。
どこか他人事のように「何とかなるんじゃね?」と言っては、のらりくらりと勉強していたのが現実。
そんな彼が変わったのは、第1志望に落ちてから。
もっと言うと滑り止めだと思ってた大学に落ちてからかな。
どうにもならない現実に直面して初めて彼は変わったように思う。
受験という期日の決まった戦いにおいては、その気づきはあまりにも遅すぎた。
それでも、そこからの頑張りは目を見張るものがあった。
これをやらなければ受からないよと言われた課題をただやるだけ(時にはやらないこともあったな)だった子が、
次の入試日までにこれをやった方がいいと思うんだけど、どうかな?と提案してくる。
あぁようやく自分の人生を歩き始めたんだなってそう思った。
僕らがどれだけ語り掛けようとも、親がどれだけ声をかけようとも、
悲しいけれど結局、自分次第なんだよね。
ある子は本気で勉強し始めたときに、ある子は模試の結果で、ある子は受験結果で…
ある子は部活で追い詰められたときに、ある子は人間関係が上手くいかないときに、ある子は就職活動で…
誰もがどこかしらのタイミングで気づいていく。
自分で戦う以外に道はないと。
こと受験においては確かに遅すぎた。(それでも第3志望には受かったので悪くはないのかもしれないが…)
でも、人生においては遅すぎることなんてないよね。
きっと君の人生はこれから輝いていくんだろうな。
自分の足で歩み始めたその道が、君だけの幸せに続いていくと信じています。
それではまた来週お会いしましょう!