みなさん、ご機嫌よう。
男友達しかできない漢、安部です。
さて、今週も先週に引き続き安部の大学時代をお届けします。
自己紹介でだだスベりした安部くんの大学生活やいかに!!!
「はぁ…」
こんなはずではなかった。
どこで間違えたんだ。(←自己紹介ですね。)
いま僕は100人近く入る教室の最後尾で授業を受けている。
なんで最後尾かって?
そりゃあ僕たちが前に座ると教室がざわつくからだ。
決して女の子を後ろから眺めるためではない。
右隣には厳ついを体現したような眼がぎらついた漢。
左隣には入学2日目にしてスウェット登校を始めた坊主頭の漢。
そして同じく入学1週間目にしてスウェット登校を始めた金髪の俺。
誰も声をかけてくれない。
なんなら新歓※の時期なのに先輩からビラが1枚ももらえない。
※新歓というのは新入生をサークルや部活を勧誘するためのイベントの総称。
あの子たち可愛いなぁ…
化粧をして、おしゃれな服を着て…
うん、僕たちとは生きる世界が違うみたいだ。
なんてことを想いながら過ごしていたある日…
なぜか僕たちは彼女たちとトランプをすることになったんだ。
彼女たちが学類の談話室(通称ニコニコ)でトランプをしようとしたタイミングで、
たまたま僕たちが通りかかった。
「一緒にトランプしよー♪」
控えめに言って天使。
「「「やります!」」」
即答した僕たちは一緒にトランプをすることになり、
そこで地元の話になったんだが…
「私も安部くんと同じで東京出身なんだー」
「そうなんだね!ちなみに東京のどのあたり?」
「赤羽だよー」
「………え!?マジで!?俺も赤羽!!!」
まさかの地元が同じだった。
これは運命か?運命なのか?
「えーすごい偶然!私、赤小(赤羽小学校)だよ!」
「俺、岩小(岩淵小学校)!………ん?赤小ってことは…」
そう、これは僕が小学生の頃の話…
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安「先生、また来てます。」
先「あらあら、安部くんはモテるのね~。」
安(いや、そういうのいいから何とかしてくれよ)
自分で言うのもなんだが安部の小学生時代はめちゃくちゃモテた。
隣の小学校にいた僕のストーカーが何人かの女友達を連れて、度々校門に押し掛けてくるくらいモテた。
これから中高一貫男子校に6年間通うことの過酷さをなに一つ理解していなかった当時の僕は、
めんどくさいなぁなんて分をわきまえずに調子に乗っていたわけだ。
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「…あのさ、岩小の”あべたい”って覚えてない?」
「たいちゃん!覚えてる!」
「………それさ、俺だわ。」
「えー!?私、何回か見に行ったことあるよ!笑」
「あの中の一人だったんだね…」
まさか小学校時代からの知り合い(ストーカーの一味)だったとは。
でも、こんな偶然は中々ないよねってことで僕たち不良3人組と
イケてる女子3人組はものすごく仲良くなり、
一緒にご飯を作ったり遊んだりする仲に発展していくのだが、それはまたの機会に。
はい!ということでまさかまさかの感動の再会?を果たすことになったわけです!
いやー安部の小学校時代にストーカーがいたことにも驚きですが、
その一味と同級生になるとはなんという確率!笑
それではまた来週お会いしましょう!