みなさん、ご機嫌よう。
初心に帰る漢、安部です。
なんか最近やたら真面目なことしか書いておらず、
僕の大事なアイデンティが失われかけている気がするので、
今日は久々の安部の◯◯シリーズをお届けできればと思います!
「とっもだっち♪ひゃっくにん♪でっきるっかなー♪」
桜舞い散るなか、僕は着慣れないスーツに身を包み浮かれていた。
何を隠そう、今日は筑波大学の入学式。
中高一貫男子校で暑苦しいだけの6年間を過ごしていた僕は、
”あぁついに女の子の友だちができるのかぁ”
なんて、そんな淡い期待を抱いていた。
入学式を無事に終えた僕たちは、クラスごとに分かれて教室に集まった。
待ちに待ったクラスメイトとのご対面である。
”ほうほう、男女比は半々と”
この時点で僕のテンションは天井知らずの爆上がりしていたわけだが、
そこは何とか平静を装う。
もちろん女子をチラ見しまくっていたが。
そうこうしているうちに学類長の挨拶も終わり(何も聞いていない)、
どうやら学生一人ひとりの自己紹介をしていくようだ。
”ここだ…ここで一発かますしかない!”
いま思えば明らかに一発かますような状況ではない。
みな真剣に「こんな教師を目指します!」だの
「こういう教育が理想だと思います!」だの言ってるわけで…
でもだからこそ同じようなこと言ってもインパクトがないと思ってしまったんだ。
学類長「では次、隣の方お願いします。」
安部「はい!東京から来ました(さりげなくシティボーイをアピールし)、安部泰祐です!」
安部「趣味は読書とクラシック鑑賞で(知的な男性を演出)、」
安部「将来の夢は飛行機になること(それでいてわんぱくな少年心も忘れない)です!」
安部「よろしくお願いします!!!(決まった…)」
しーん・・・
学類長「はい、素敵な夢ですね。では次の方。」
やめてー!!!その返しやめてー!!!さらっとなかったことにするのやめてー!!!
僕の完璧な自己紹介は学類長の心ない一言で潰された(すみません、嘘です)のだった。
もちろんそんなクレイジーな奴と話したがる女子がいるはずもなく、
入学して1週間、相も変わらず男子とつるむだけの僕…
こんなはずじゃなかった…
淡い期待はもはや透明になっていた、そんなある日…
衝撃的な事実とともに僕はとある女子と急接近を果たすのだが、それはまたの機会に。
はい!ということで男子校のノリ全開でいった結果、見事に爆死した大学生デビュー。
果たして衝撃的な事実とは何なのか!本当に安部は女の子と仲良くなれるのか!
乞うご期待いただければと思います。
それではまた来週お会いしましょう!