テスト後の明暗

テスト後の明暗

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UTUWAでは、各学年の子どもたちが集まって、

難易度が高めの論理トレーニングをしたり、

計画立てをしたり、将来について考え話し合う時間がある。

その名も「ウツワ」。

 

 

岡本が担当している土曜日のウツワはやや特殊で、

中1から高2まで混在している。

 

 

テスト直後は頑張った反動で、

ダラダラ過ごしてしまいがちだが、

彼(女)らはそんな時間を過ごさない。なぜか。

 

テスト以外の目標があるからだ。

 

学校のテストなんてものはただの1つの目標にすぎない。

彼(女)はもっと先を見据える。

 

 

高1のAは、志望大学が決まっているので、

その対策として、実際の入試問題にチャレンジする。

大学卒業後のプランも決まっているから、

並行してそちらの長期計画も立てていた。

 

 

中1のBは、アマチュア無線技士の国家試験が近いので、

テストで中断していた高校物理の勉強を始める。

公式の暗記で臨むのは先につながらないから、

一つずつきちんと理解して進みたいそう。

 

 

中2のCは、高校入試を見据えて、明日、

実際の県立入試の問題にチャレンジする。

志望校はこれから決めるそうだが、

将来の夢が明確なので、それを踏まえた高校選びをするだろう。

 

 

高1のDは、大学受験勉強を継続しつつ、

高校在学中の起業を目指して動き出した。

計画立てになかなか苦戦しているが、

まずはできることからスタートするらしい。

 

 

高1のEは、今回のテストで自身の勉強法の問題点に気づき、

英語の学び方を抜本的に変えるそうだ。

並行して、興味のある電気工事施工管理技士の資格取得を

なんとか時間をつくって目指すそうだ。

 

 

高2のFは、志望校が明確に決まったので、

今まで以上にギアをあげて、受験勉強に取り掛かる。

周辺の環境を整えて、勉強にどっぷりと浸かれるよう

準備を進めている様子。

 

 

それぞれが中期目標と長期目標を持っているので、

テストが終われば、中長期の目標実現に向けて動き出す。

だからいつまでもダラダラすることなく、

自分の目標実現に向けて、楽しそうに進んでいる。

 

 

 

岡本が彼(女)らに強調して言うのは、

「普通は」など考えるなということ。

 

 

普通は受験生になってから、とか

普通は高校卒業してから、とか

普通は高校生で勉強するから、とか。

 

そんなもの誰が決めたのだと。

 

決めるのは周りじゃなくて、

あくまでも自分だと。

 

自分が必要だと思ったら、

自分がやりたいと思ったら、

それがベストタイミングだと。

 

まずはやってみりゃいいじゃないと。

 

 

 

学びは実のところ、手段じゃない。

それ自体を目的として、

知ることや分かることを楽しめるのが一番だ。

 

 

しかし受験は、あくまでも手段だ。

それ自体が目的や目標じゃない。

 

 

それをはき違えてしまうと、

不毛な大学生活を送ることになるだろう。

 

かつての岡本のように。

 

 

岡本が伝えられるのは、

くれぐれも岡本になるなよと、

ただそれだけなのかもしれない。

 

 

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