こんな張り紙をつくって、下駄箱に貼ってみました。
正しい手洗い方法とうがい方法も、水場に掲示。
みんな見てくれるかなあ、やってくれるかなあ。
そんな不安もあったけど、
小学生も中学生も高校生も、
張り紙をみたらスプレーの場所をキョロキョロさがして、
水場にいって手洗いうがい。
ああ、なんて素直な子たち(TΔT)
そんなほっこりした気持ちでブログを書いております、まりなです。
自分の人生を振り返ったとき、
一番自分に影響している年代ってありますか?
そして、それはいつですか?
私は2〇年くらい生きていますが
私にとってのその期間は、
高校を卒業をしてから結婚するまでの約10年間。
ものすんごく濃くて、
凄まじく刺激的で、
「現在のわたし」の9割くらいをつくりあげているのは、
この10年だと思っています。
なんでこんな話をしたかというと、
さっきある生徒に言われたんです。
自分は空っぽだ~
全然ダメだ~
先生みたいになれない~
って。
いやいや、
そりゃそうでしょ。
わたしがあなたより何年多く生きてると思ってるのよ。
その分、たくさんの人に会ってきたし、
いろんな経験をしてきたつもりだよ。
私が高校生のとき、知らないでしょ?
信じられないくらいピュアというか、
うーんとにかく弱かったと思う。
わかりやすい例を出すと、
冗談で言われた「死ねよ~」とかにも、過剰に反応して、
「え、まじで帰り道とかに死んだらどうすんの?」
とか思っちゃうくらい。w
でも、高校を出て、
いままでいた場所からポンと離れた。
家、家族、親しい友達。
いままで当たり前に甘えられた存在から離れ、不安を感じた。
理想と現実のギャップに悩んで、自分に絶望したこともあった。
お金を稼ぐことの難しさも、
仕事って甘くないんだなってことも、
社会の知らない部分を知った。
でもその一方で、
離れても変わらずに繋がっている、大切な仲間の存在に気づけた。
今の自分を認め、受け入れて、理想への歩み方がちょっとずつわかった。
自分を理解してくれる人と出会い、結婚を通して「家族」の重さを知った。
家族から、ずっとずっと愛されたことも、いまならちゃんと理解できると思う。
仕事は甘くない。でも、だからやりがいがある。
そして、自分には、笑顔にしたい人がいるってことも知った。
とにかく本当に、
濃すぎるくらいの時間、見たことのない世界が、
高校を卒業したあとに私を待っていた。
だからね、
高校生は、空っぽだっていいと思う。
自分が空っぽに感じていたって、いいと思うよ。
もうちょっとしたら、
ものすごくたくさんのイベントが待っていて、
新しい自分にたくさん出会えるよ。
そう思うとワクワクしない?
そんな話をしたら、
彼女は、なんか楽しみになってきた。と笑ってくれました。
ふと思うと、
ここにいる子たちは、
まだまだ人生のスタートラインにいて、
UTUWAを卒業したその先に、
たくさんのイベントが待っている。
卒業したあとに、
彼や彼女たちがどんな人生を歩み、
何を感じていくかで、
きっと彼らは、
今私たちが見ている彼らからは想像できない姿になるのでしょう。
そう、ふと思ったら、
私もワクワクしてきた。
この子たちが私と同じ年くらいになったとき、
どんな大人になっているのだろう。
卒業してからもつながっていきたいな、と
改めて思った、そんな夜でした。