スイッチを押すタイミングは3回しかない

スイッチを押すタイミングは3回しかない

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みなさん、ご機嫌よう。

UTUWAのパパ、安部です。

 

 

 

さて、今回は冬休み直前のHRで高2に話したことについて書いてみようと思います。

 

 

 

今まで全然勉強していなかった、あるいは勉強はしていても片手間にやっていた子が
ある日突然、人が変わったように勉強し始めることがある。

 

これを僕は受験生デビューと呼んでいる。

 

そしてこの受験生デビューのタイミングを意図的に狙うには、
経験則から次のタイミングしかないと知っている。
(あえて”意図的に”と言ったのは、何かをきっかけに偶発的に起きることがごく稀にあるからだ)

 

高2の冬、高3の春、高3の夏。

 

そう、たったの3回しかないのである。

理由はいたって単純で、自分と向き合う時間が長期休暇でしかほとんど取れない、
かつ高3が近づいてこないと受験に対する危機感が生まれないからだ。

 

受験勉強というのは自分との闘いであり、目に見えないライバルとの闘いである。

 

自分の強みと弱みを日々分析し、試行錯誤を繰り返して、常に最善手を模索し続ける。
来る日も来る日もこれでいいのか、もっとできるのではないかと自問自答しながら没入していく。

 

すぐ近くにいる学校の友ではなく、全国のどこかにいる同じ目標を掲げているあいつよりも1点でも多く。
そう思い描いて1分でも1秒でも多く勉強する。

 

そうして初めて、受験生としてスタート地点に立つことになる。

 

ただ、これも経験則だが上記のタイミングで受験生デビューを果たしても
いま思い描いている第1志望に受かる確率はせいぜい、
高2の冬で50%、高3の春で30%、高3の夏で10%。

それほどに険しい道なんだ。

 

 

 

だから変わらなければならない、今すぐに。

自分と向き合わなければならない、ただ直向きに愚直に。

 

変わってくれ。

 

 

 

そんな話をしてから早3週間。

どれほどの子が変われたんだろうか。
正直、そんなこと言われたからといってすぐに変われる子なんてほとんどいないということも、
人に言われたからではなく自らの意志で動き出さなければ長続きなんてしないということも知っている。

それでも僕は彼ら彼女らに期待してしまう。

受験がすべてだなんてさらさら思ってはいないが、
受験をするのであればそれがすべてだと思い込んででも目標を達成してほしいと切に願っている。

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