みなさん、ご機嫌よう。
受験時代は切れたナイフ、安部です。
さて、先週に引き続き安部の受験期を振り返っていきましょう。
受験というあまりにも高すぎる壁を前に絶望するかと思いきや、
狂気じみた受験計画を立て怒涛の夏休みを過ごす安部青年…
勉強だけの毎日。変わらないルーティーン。
かと思いきや、こんな事件に見舞われる(いや正確には”起こした”)のであった…
僕には同じ学校、塾に通う友だちが2人いた。
元から特に仲が良かったかというわけではないが、
たまたま同じクラスになって、同じ塾に通ったのも何かの縁ということで自然と仲良くなった。
しかし学校から一緒に塾に向かったり、ご飯を食べたりというのは夏前までの話で。
猛烈に勉強を始めた安部にとって必要なのは一緒に戦う仲間であって、
馴れ合うだけの友だちはいらない存在だった。
そんなある日のこと…
僕は1人でお昼ご飯を食べていた。
わざわざ仲間とご飯の時間を合わせるような無駄なことはしない。
たまたま同じ空間にいれば多少は話すが、どちらかが食べ終われば
「じゃ、お互い頑張ろうな」と言って先に勉強に戻っていく。
僕にとっての受験に必要な仲間とはそういう存在である。
ところがその日は違った。
同校の友だちであるOくんがやってきた。
彼はいい奴ではあるが、どちらかと言うとやかましいタイプの人間であった。
そんな彼が僕のところにやってきて、一緒にご飯を食べ始めた。
ここまではいい。ここまでは良かったんだ。
先に食べていたこともあって、僕はご飯を食べ終わった。
安「じゃ、俺は自習室戻るわ」
友「え?もうちょい話そうぜ」
安「・・・」
驚きすぎて言葉を失ってしまった。
僕は言いたいことは割と言っちゃうタイプで、飯は食ったやつから先に勉強に戻ろうぜと公言していた。
それを知ってなお、俺を引き留めるとは…こうなったら仕方ない。
君はいらない友だちだ。
友「え?どうした?」
安「俺、お前と友達やめるわ。」
友「え?ちょ、なに言ってんの?」
そりゃそうだ。
安「だーかーら!友達やめるから、二度と話しかけてこないでくれ。じゃ!」
友「えっ!!??どーゆーこと!?わけがわからん!!」
えぇ、今となっては分かりますよ。わけがわからんと言う彼の気持ちが。
もはやその人間性さえ疑いたくなる暴言に身の毛もよだちます。
しかし、安部青年にとっては自分の合格こそがすべて。
それ以外のすべてのことは些事。
むしろ、そんな甘っちょろい考え方で受かるわけないだろボケが!
という友人へのメッセージでもあったわけです。
あまりにも行き過ぎた言動。
しかし、時として突き詰めないとつかめないものもあると思うんです。
僕にとって受験とはそういう戦いでした。
はい!ということで怖い話が終わりましたよっと。
いやー我ながらひどいことが言えたもんですね。笑
今はもう少しマシになってるはず!と信じたい!
それではまた来週お会いしましょう!