こんにちは、お久しぶりです。長坂です。
今日もまた、自分の話を少ししていこうと思います。
前回か前々回の記事で、僕は高校時代バンドをやっていたということは、
ご存知(?)かと思います。(講師紹介ページを見ていただいている方も。)
大学受験に失敗し、希望の大学には入れなかったものの、
進学した僕は、アルバイトをしながら、高校の時と同じメンバーでバンドをしていました。
それはもう、楽しかった。
夜中に集まって、朝まで演奏して帰るなんてざらにありました。
ただここでも決断の時期が来るんですね。
そう、就職です。
バンドで食べていくなんていうのは、
本当に一握りだということは、百も承知なのです。
一緒にやっていたメンバーは、
根拠があるのかないのか、
「バンドを続ける」と。
いや、あれは、彼らに自信と覚悟があったからでしょう。
僕はというと、
ここにいるということは、お察しですね(笑)
ただ、それはそれは葛藤しましたよ。
好きなこと、責任、お金、生活…
子供の頃とは違って、ギラッギラしたものがいつの間にか
見れなくなってしまったんですよね。
働くことがギラついていないかというとそんなつもりはないのですが。
現実的なものを知ってしまって、足が出なかったんですよね。
まぁその旨を伝えると、そりゃあもう喧嘩ですよ。(笑)
お互い感情的になってしまって、心無いこともね。(笑)青いなぁ。(笑)
そこから、丸2年くらいですかね、絶縁状態なのですが
密かに彼らの活動を見ていて。
曲つくりはもちろん、オリジナルのグッズの販売なんかもしていて。
よかったなぁって思っているのと、
メンバーのうちの一人は、
面と向かって人と話をするのが大の苦手な奴がいまして。
ストレスで『咽喉頭異常感症』という喉に異物感を感じて、うまく喋れない奴なんです。
そんな奴が、某有名ロックバンドの2号店オーディションに出ていて。
今3次選考くらいまで残ってるんですよね。(You tubeに載ってました)
そこで感じたのは、
とんでもない勇気だなぁって。
震えてたんですよね。
でも何かを変えたいって、誰よりも思っていたし、
変わらないとって誰よりも思っていたから
前に進んだんだと思うんですよね。
何かを変えることって無茶苦茶怖いことだと思うんです。
今ある当たり前ってすごくあったかくて、楽チンなんですよね。
でも、それも長くは続かなかったりして、どうにかしなきゃって。
自分と向き合うことはすごく辛かったり、見たくないところもあったりするんですけど、
乗り越えるにはそれをしないといけなくて。
喧嘩別れをした彼は、今僕に勇気をくれてるなと思います。
いつかまたバカをやって、飯が食えるようになるといいなと思っています(笑)