今年度も終わりを迎えようとしている。
ふり返れば、今年もまたたくさんの失敗をして、
そして多くを学んだ1年だった。
「UTUWAで僕は成長するんだ。だから何があっても通い続ける。」
「面接で尊敬する人を聞かれたとき、あの子、先生のことを話したそうですよ。」
「私の人生最大の功績は、あんたと先生を出会わせたことだ、って母が言ってた。」
「UTUWAは、私たちの希望を実現する場でもあるんです。」
疲れて立ち止まりそうになったとき、
頂いた言葉たちが、もう一度岡本を奮い立たせてくれた。
他人に依存して生きるのはやめなさい―。
常々子どもたちに伝えるこのメッセージは、
「自分で考え、主体的に生きろ」という意味であって、
「人に頼らずに生きろ」という意味じゃない。
「自立は、依存先を増やすこと。」
これは熊谷晋一郎先生の有名な語りだが、
人は常に、誰かや何かに依存して生きているのであって、
わが身一人で生きることは不可能なのだ。
岡本の都合よく解釈すれば、
「依存先」という言葉は、「つながり」に置き換えられる。
「自立は、つながりを増やすこと。」
誰か何かとのつながりを自覚できるからこそ、
人は安心して、自らの足で歩めるんじゃないだろうか。
頂いた言葉たち、
それらの言葉で自分自身の評価が変わることは望まないけれど、
近くに応援してくれる人がいる、
つまり、
それらの言葉でつながりが自覚できるのは
岡本に勇気をもたらし、前進の原動力となる。
未熟な私たちを信頼して、UTUWAに通って下さったことに。
この場を借りて深くお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
次の1年は、もっと成長したUTUWAをお見せできるよう、
仲間とともに努力致します。
これからもどうぞよろしくお願い致します。