安部の幼少期 #1 「空も飛べるはず」

安部の幼少期 #1 「空も飛べるはず」

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みなさん、ご機嫌よう。

満を持して登場、安部でございます。

 

ちょっと出遅れてしまいましたが、

これからはちょくちょくブログやラジオでお目にかかるかと。

そこで今回は自己紹介も兼ねて安部の幼少期を振り返っていきましょう。

※結構長くなっちゃったんで、暇なときにでも読んでください。

 

 

 

安部の幼少期はそれはもう可愛くて天使のような少年でした。

聞き分けもよく、待てと言われれば何時間でも待ち続ける健気な一面も持ち合わせていたようです。

しかし、そんな安部少年にも変わった夢があったそうな。

それは…

 

 

 

 

 

 

 

 

飛行機になること

 

飛行機に乗ることじゃありませんよ。飛行機、そのものになりたかったんです。

かっこいいですよね、あの曲線美。憧れても仕方ありません。

そこで安部少年は必死に考えました。

 

 

「どうすれば僕は飛行機になれるんだろう…」

 

 

毎日毎日考えに考え抜いた結果、一つの結論にたどり着きます。

 

 

「僕に足りないのは翼だ!!!」

 

 

他にも足りないものは山ほどあるんですけどね。

自分に適した翼を求めて、家の中を探し回ります。

そして、運命の出会い…そう、UTIWA(ウチワ)と出会うのです。

 

 

「こ…これなら…」

 

 

激しくなる鼓動、震える手…

当時5歳だった安部少年にとってそれはまさに翼だったのです。

 

自らの翼を持ち、2段ベットの上から飛び降り、

パタパタパタパタ…スチャ(着地)

一向に飛べる気配がありません。

なるほど、気合が足りないのか。

パタパタパタパタパタパタ!!!スチャ(着地)

それでも飛べる気配がありません。

 

普通の子なら気づくでしょう。

あぁ、僕は飛行機にはなれないんだと。

しかし安部少年、根気強さには定評があります。

それから繰り返すこと2時間。

そこには汗だくになった”ただ”のウチワを持った一人の少年。

膝をつき、項垂れています。

彼は諦めてしまったのでしょうか、僕は飛行機にはなれないんだと。

いいえ、違います。彼は心の中でこう思っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっとだけ飛べるようになった…」

 

意味が分からない。

大人が聞いたら、そんなわけないと一笑に付すでしょう。

しかし、幼き少年にとっては紛れもなくそれが真実だったのです。

 

きっとただの勘違い。

でもいいじゃないか、妄想だろうが何だろうが夢に一歩近づいたんだ。

 

大人になると常識に囚われて、失敗を恐れて…

つまらない考え方をしてしまうことが多い。

そんなつまらない大人にならないように安部少年は語りかけてくるのです。

 

夢に向かって努力するんだ!

誰に笑われたっていい、自分の納得がいくまで頑張るんだ!

そうすればいつかきっとたどり着けるんだよ!

 

と。

 

結局、飛行機にはなれていないんですけどね。

それでも安部少年は満足そうに母に「飛行機になった!」と自慢したそうです。

そんな幼き妄言を「すごいね。頑張ったね。」と大人な母は褒めてくれましたとさ。

 

 

 

とまぁ長くなってしまいましたが、そんな不思議な少年でした。

幼少期のエピソードは他にもあるので、少しずつ私のことを知ってもらえれば幸いです。

 

それでは、また。

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